大事な書類がどうでもいい紙に埋もれてわからない。
必要な書類が必要なときにさっと出てこない。
ルールもなくただ書類が無造作に積み上げられている棚。
いつかやらなくてはいけないと思っていても、時間がないのでそのままになっているのではないでしょうか。
書類整理のイライラを解消するために、ライフオーガナイザーというプロに依頼し今はスッキリ生活できるようになりました。
私は自宅でパーソナルカラー診断や骨格診断をしています。自宅サロンに毎日違うお客様がいらっしゃるので、大変ではありますが部屋はきれいになります。
仕事柄、洋服の整理は得意です。でも私は書類の整理が苦手で、仕事部屋の書類を片付けることができず、毎日イライラしていました。
この仕事を始めて4年目になりました。忙しくなると仕事関係と家庭の書類が混ざり合い、整理するルールも決められないまま時間が過ぎていきました。
- 日常的に入ってくる紙の書類
- 期限のある請求書
- 子供たちの学校のお便り
- 返事をしなくてはいけない書類
特に気になっていたのは、サロンにご来店いただいたお客様へ送る書類と、仕事で必要な書類・仕事のために学んだ資料などがごちゃごちゃで整理できずにいたことです。
家族と暮らす上で発生する紙の書類と、仕事で発生する紙の書類が混ざってわからなくなったらどうしよう・・・。 いつかやらなくてはいけない、そんな不安を抱えていました。
武蔵小杉で開催された、ライフオーガナイザーによるお片付け相談会に参加しました。
ライフオーガナイズとは「空間や暮らし、人生を俯瞰し仕組み化する技術」のことで、そのプロをライフオーガナイザーと言います。
参考 目指せシンプルなライフスタイル!ライフオーガナイズの考え方にはまる。
「書類整理のアドバイスをもらえるかもしれない」そう思って、片付けの悩みを相談しましたが、その場ですべて解決したわけではありません。
それはライフオーガナイズが、いきなり片付けることから始めるものではないからです。まずは「整理する目的」頭の中を整理して、自分の利き脳を知りタイプに合わせた整理方法で片付けていくのです。
せっかく一歩行動したのだから、「プロに頼んで書類整理を一度にすっきりさせたい!」と決意し、ライフオーガナイズを依頼することにしました。
依頼したライフオーガナイザー「Standard+」の吉川圭子さんのブログ「整理収納手帖」は、私が2012年にエキサイトブログを書いていた頃から読んできました。
その吉川さんに仕事関係の書類の整理を手伝っていただく日がくるなんて、感動です。
依頼したときに困っていたこと
- 捨てられない書類を整理したい
- 「大事なものをなくしてしまうのでは?」という不安がある
- 自宅サロンにお客様が来ても、隠したり慌てたりしないようになりたい
私の利き脳は、インプットも右脳・アウトプットも右脳の、右右脳タイプ。
右脳タイプは、感情豊かで感覚的な方が多い傾向があるそうです。きれいにファイリングしてラベルを貼っても元に戻せないんです(汗)
だから直感的に探せる場所、 ざっくりとここを探せばあるという場所を決めておくことにしました。
- 不安感をなくすためには、細かく分けすぎず大まかでOK!
- ただし「ここに必ずある」と自分で分かることがポイント。
- 一般的な分け方にとらわれず、ご自身が見てわかるキーワードでラベルをつけるのは効果的です。
吉川さんのアドバイスをもとに、私がつけたラベルです。
「よみたい!」という気持ちを表現するこのラベルは、感情にも働きかけやすいでしょう。
脳のクセに合ったキーワードを、ご自身で考えてラベルを貼られていたことに嬉しくなりました。
このように、ライフオーガナイズは「収納の正解を教えてくれる」というより、自分で「自分の収納方法の正解を見つける」ためのサポートをしてくれるものなんですね。
どうですか?スッキリときれいになったでしょ!
写真にある一時置きスペース。ここが吉川さんのアドバイスにあった、直感的に探せる場所です。ざっくりとここを探せばあるという場所。
赤のクリアファイルがありますが、大事な書類(締め切り、振込期限があるもの)はココを探せばいい!ことにしました。
この赤いファイルは毎日見られるように一番見やすい場所に置いてます。でも、戻さずどこかに置きっぱなしにしてしまうので、「赤」で目立つようにしています。
大事なのは「赤」のファイルは1つにすること(笑)
後日、吉川さんから片づけ大賞に事例として出したいとオファーがありました。
片づけ大賞とは、「片づけ・整理のプロ」という職業の普及と認知度の向上を目指した式典。2015年は2回目の開催です。
吉川さんは個人部門にエントリーしたところ片づけ大賞のファイナリストとしてノミネートされ、なんと、一緒に登壇!もう、金縛りにあったように笑顔が引きつって顔が震えました。
そして吉川さん、、片づけ大賞2015 個人部門「審査員特別賞」を受賞されました。おめでとうございます!
審査員には伝え方の教科書の著者、木暮太一さん。図解 ライフハッカー式整理のアイデア122: 賢い人はなぜいつも机がきれいなのか?の著者、小山龍介さんの講演もありました。
「片づけ大賞」審査委員長たった1分で人生が変わる 片づけの習慣 (中経の文庫)の著者、すっきりラボ代表の小松易さんと吉川さんの3人で写真撮影。
片付け整理収納が大好きな人にはたまらないイベントを満喫することができました。人のご縁は不思議なものですね。
吉川圭子さん、ありがとうございました。吉川圭子さんのブログ「整理収納手帖」
あなたが書類の整理ができない、片付けられないためにイライラしている時間はいったいどれくらいあるでしょう。
私はお金を払って片付けをプロに頼み、書類を分類するのに悩んでいた「時間」とモヤモヤしていた「気持ち」をスッキリさせることができました。
なんでもっと早くプロに手伝ってらわなかったんだろう!迷いや不安に心を支配されてた時間がもったいなかった。
人生の時間は限られています。嫌なこと苦手なことにかける時間を、もっと自分が豊かになれる時間に変えられる。
そう思ったら、プロに頼むことは決してムダ遣いではありませんよね。
私はプロとして、お客様に似合うものを知ってもらうことで、洋服選びに迷う時間をすっきり整理してあげたいと思いながら仕事をしています。
片付けてスペースが空くと、いろんなものが入ってくるようになる。手放すと入ってくるって本当ですよ。