似合う服と着たい服がちがうときはどうしたらいいのか。
その悩みの前に、自分の着たい服・好きな服がわからないというお客様も意外と多いんです。
お客様とのカラーセラピーのセッションを通じて、好きなものがわからなくなる原因と試してみてほしいことに気づきましたのでお伝えしますね。
好きなものがわからなくなるのはなぜ?
自分の好きな洋服がわからない、似合う服がわからないと、パーソナルカラー診断や骨格診断にいらっしゃるお客様。
好きな仕事をしたいけど自分が何が好きなのかがわからないというお客様。
どちらにも共通しているのは、自分よりも「他人を優先してきた」ということです。
こんな例がありました。
お母さんがとてもおしゃれな方で「あなたにはこっちが似合う」とコントロールされてきたために、自分の選ぶ洋服に自信がなくなってしまっていた女性。お母さんの顔色をうかがって自分の好きが主張できなくなっていたんですね。
人の期待を裏切らないように、人の気持ちを察しすぎる傾向があるタイプの方、お母様との関係に心あたりはありませんか?
また、家族の好きなものを優先してきたために、自分の好きなものを後回しにしてきたお母さん。私がそうでした。
みんながざるそば頼んでたらざるそばにしてたけど、いまは鍋焼きうどん頼めますね。笑 いや、もう一緒に食べないかも。
洋服以外から自分の「好き」を優先させていこう
私はどうしたいの?私は何が好きなの?
毎日あらゆる場面で、選択するときに自分に問いかけてみてください。1回やったくらいじゃだめですよ。小さい日常的なことからでいいんです。
- いつも安い食器用洗剤を選んでいたけど、自分の好きな香りで選んでみる。
- 家族が食べたい夕飯じゃなくて、自分の好きな献立にする。
- 自分の好きな感触のタオルを使う。
日々の暮らしから自分の「好き」を選択していると、「好き」に意識がむくようになります。
すると、「ラベンダー色が流行っているけど、私は水色が好きだな」「私はワイドパンツよりスカートが好き」など、洋服も自分の好きを主張し考えるようになるもの。
そのうえで、雑誌やインターネットで好きなコーディネート、好きなインテリア、好きな本、好きなアートを集めて毎日眺めると、あなたのセンスがつまったものができますね。
もしも、こんなとき好きなものが答えられない自分が嫌だなとモヤモヤ感じたら、「優等生」「いい子」を演じるくせがあるかもしれません。
好きより正しいものを選んできませんでしたか?あぁだからダメなんだと落ち込まないでください。いま気がついたことで一歩進んだのですから。
まずは好きなものを選ぶことを、自分に許してあげてくださいね。