緑と聞いたらあなたはどんなイメージを思い浮かべますか?
植物の色・自然の色・癒しの色としてすっかり定着している緑(グリーン)
カラーセラピーで緑を選ぶときって、どんな自分を投影しているのでしょうか。
自然の色や匂いに触れると、心が穏やかになってエネルギーが満たされませんか。
緑は「俺だよ!俺」なんて自己主張しません(笑)あくまで控えめで周りと調和しています。
緑(グリーン)は古代から見てきた色
古代、私たちの祖先である哺乳類は木の上で暮らしていたと言われています。
自然の中で自分たちの身を守るために暮らしていた木の上。
家=安全・安心。
青信号や非常口の色に緑が使われ、安全という意味になっているのは
この古代からの名残が関係しているのでしょう。
カラーセラピーで緑(グリーン)を選んだあなたは
バランス・調和とリーダーシップ
人間が感じられる波長の中で、一番長い波長のレッドと一番短いバイオレットの間に
ある中間の波長がグリーンです。
虹の真ん中もグリーンですよね?
真ん中に立ち人間関係のバランスをとり、どんな人とも合わせられる協調性のある人。
敵も味方も作らず中立的で、争いごとを避けます。
リーダーシップをとらないといけないときはリーダーになり
リーダーがいるときはサポートにまわり柔軟に対応できる人です。
まわりとの調和を優先しすぎると、自己主張がなくどっちつかずで優柔不断
場合によっては八方美人と思われることもあるかもしれません。
自分のペースを大切にする
カラーセラピーはインドのチャクラ思想もつながりがあります。
グリーンは心臓あたりの第4チャクラ・ハートの色です。
真実の自分で、本音でおつきあいをする。
人の気持ちを大切にする、思いやりがある優しい人です。
自分がやりたいことや好きなことをしたい。
ありのままの自分らしさを大切にします。
マイペースでのんびりしているようにみえるかもしれません。
常識的で保守的
平凡を好み、保守的で自分からは行動しない。
自分だけはみ出ることを嫌い、道徳やルールを乱す人には厳しい評価をします。
常識的であろうとするため、まわりを見て振舞うことが多く
人と自分を心の中で比べて嫉妬していることもあります。
英語では嫉妬深い人のことを
「Green Eyed Monster」と言います。
成長と変化
植物が芽を出し葉が大きくなる。
そこから成長・変化というキーワードが生まれています。
植物のように穏やかにゆっくりと、日々少しずつと変化することを求めています。
生活がマンネリだなぁと感じていませんか?
現状から変化を起こしたいと思っていませんか?
選んだ色には心理状態が反映されています
選んだ緑(グリーン)があなたの一面を教えてくれたのかもしれません。
または緑色を求めているのかもしれません。
カラーセラピーは、色の意味を押し付けたり
あなたの気持ちを決めつけたりするものではないのです。
意識には、自分に見える意識(顕在意識)と、見えない意識(潜在意識)があります。
カラーセラピーは選んだ色で、その見えない潜在意識に気づくきっかけになるものです。
緑(グリーン)のヒーリング効果
緑は、都会で暮らしパソコンの前にいることが多い、時間にゆとりのない忙しい人に欠乏している色です。
- 不自由さやストレスを感じているとき
- 心にゆとりやスペースを持ちたいとき
- まわりと比較しないで自分のペースで進みたいとき
ぜひ緑のものを取り入れてみてください。
<緑のものを食べる>
緑茶、抹茶のアイスクリーム、グリーンサラダなど
<緑のものを見る>
自然の中へ出かける、観葉植物を育てるなど
休むことは決して遠回りではありません。必要なときは無理をしないで休息をとってくださいね。