6月30日に行われる「夏越の大祓え(なごしのおおはらえ)」という神社の行事をご存知ですか?
1月からの半年間、知らずしらずに犯した罪・けがれや災いを人形にうつし、また「茅の輪(ちのわ)」をくぐることにより、身心を祓い清める神事です。
6月後半になると、いろいろな神社に茅の輪が設置されています。今日7月1日からも心新たに仕事や生活をするパワーをもらうため、自由が丘の熊野神社へ行ってきました。
自由が丘の氏神・熊野神社は、自由が丘駅正面口から徒歩約5分のところにあります。
お客様に出す夏の緑茶を買ったルピシア自由が丘本店の近くです。
毎年9月の第1土・日には五穀豊穣を願う「熊野神社例大祭」が行われ、カラフルなはっぴでお神輿を担いで練り歩く姿が見られます。
熊野神社に夜店が並んで賑わうらしいのですが、行ったことはありません。2月の節分には豆まきもあるようですよ。
私は信心深い人間ではないけれど、熊野神社の近くを通ったときは必ず立ち寄ることにしています。
こうして仕事ができるのは、8割「自由が丘」という地名のブランド力ですから。
夏越の大祓え(なごしのおおはらえ)とは
人が知らず知らずのうちに犯した罪や過ち、心身の穢を祓い清めるための神事を「大祓」(おおはらえ)といいます。毎年6月と12月の2回、その月の末日に全国の神社で行われ、6月の大祓を「夏越しの(大)祓」、12月の大祓を「年越しの(大)祓」ともいいます。
6月の大祓では神社によって「茅の輪くぐり」が行われます。茅の輪をくぐるとき、「水無月の夏越の祓する人は千歳のいのちのぶといふなり」(拾遺和歌集)という歌を唱えるそうです。
6月の末日近くになると神社に茅の輪が設置されています。私が熊野神社に行ったのは6月27日の午後でした。
茅の輪の前には、くぐり方が書いてあるので安心です。
人のいない時間に、ブツブツ言いながらの茅の輪くぐりは少し恥ずかしい・・・。でも心のけがれを清めるべく真剣に(笑)
茅の輪くぐりのあとに、おみくじを引いたら「大吉」でした。
何事も繁盛して心のままになるけれど、心に油断があってはならない。
只今より来年の事をよくよく考えてやりそこなわぬよう、十分の注意をしておきなさい。
こんなことが書いてありました。
半年はきっとあっという間ですね。ちょっと先を見て、来年のこともよくよく考えたいな・・・と思います。