「パーソナルカラーなんて誤診が多くてあてにならないよね。」そんな話を耳にするたびにとても残念な気持ちになります。
身につけるだけできれいに見える色が存在するのに、パーソナルカラー診断を信用できないことで、自分がきれいになることを放棄しているようで、もったいなぁと。
自己診断なら誤診はふつうです。ドレープ(色布)を顔の下にあてて、顔映りを比較しないとパーソナルカラーはわからないからです。
そのドレープを使ったパーソナルカラー診断の誤診で振り回されたくないという方に、ぜひ読んでほしいと思い書きました。
パーソナルカラー診断はカラーアナリストの経験値に左右されるのか
資格をとって日の浅いカラーアナリストよりも、何年も継続してお客様を診断しているカラーアナリストのほうが誤診は少ない。一般的にこれくらいの想像はするでしょうし、私もそう思います。
どの職業にも共通することですが、経験することで度胸がつき知識が増えて不安が減り、判断するもととなる引き出しが増えていきますので新人よりもベテランのほうが安心感があります。
じゃあ、ベテランなら絶対誤診はないの?と聞かれたら、はいと言いきれません。パーソナルカラー診断の経験が少ないまま年数だけが経過し、気がついたらベテランという方だっているかもしれませんから。
最近はSNSやブログ、さまざまな媒体を使って「すごく流行っている風」に見えることもあるので、判断がむずかしいですね。私からカラーアナリストを選ぶ基準をアドバイスするとしたら
- 診断の正確さを求めるなら、知識や経験値
- 質問や相談がしやすいかどうかは、ブログやSNSの人柄
- センスを重視するなら、HPやコーディネート写真
自分がパーソナルカラー診断に求めるもの、大事にしたい優先順位を決めてから、どこで診断するかを選ぶことをおすすめします。
誤診かも。パーソナルカラー診断の結果に納得がいかないときは
似合うと診断された色を身につけても、どうも似合っている気がしない。あのときの診断は誤診だったんじゃないか。
納得がいかないなら、もう一度受けてみてはいかがですか?
「この色がしっくりこない」という直感は意外と当たっているかもしれません。パーソナルカラーを決める自分の色素に調和する色は、心地いいものだから。
私のところにも2回目、3回目というお客様がいらっしゃいます。
1回でスッキリしている人もいるのに2回も受けるなんて損をした気分!というのはちょっと違うんじゃないでしょうか。
医療だって「セカンドオピニオン」というシステムがあるのです。納得がいかないなら他の医師にみてもらう選択ができますよね。
パーソナルカラー診断もカラーリストとの相性もありますし、自分の直感でこれはおかしいと思うことがあるはず。パーソナルカラー診断は1回で完結するものと決めつけなくていいのではないでしょうか。
パーソナルカラー診断は自分の魅力を受け取ること
洋服の色って、思っているよりずっとあなたの印象を左右するものです。
似合う色がわかるということは、自分の魅力、チャームポイントに目を向けること。自分に自信が出て今よりずっと自分らしさを出せるようになります。
パーソナルカラー診断は誤診だらけであてにならないという思い込みを手放して、もう一度診断を受けてみませんか?「地味なおばさん」で終わるより、自分の魅力や個性を受け取ったほうが、いきいきと輝いていきますよ。