骨格ストレートタイプはきちんと感のあるシャツが得意です。
でも、カジュアルな洋服が好きな場合、オーバーサイズのシャツをラフに着たい。麻のような素材が着たいときもありますよね。
ストレートタイプがだらしなく見えないためのポイントをお伝えします。
骨格ストレートタイプが得意なシャツとは
ストレートタイプは正統派のシャツカラーやスタンドカラーといった、シンプルなシャツが得意です。
可愛らしい印象の丸襟やフリルカラーは苦手。
また、ストレートの得意な素材はほどよい厚みやハリ感のある素材。てろてろした素材、ざらざらした素材を身につけると、だらしない印象に見えてしまいます。
タイトなシルエットはムチムチしてしまい、ビッグシルエットは着太りして見えがち。メリハリのあるボディラインをきれいに活かすために、ジャストサイズを意識するのがセオリーです。
苦手なシルエットや素材を取り入れるコツ
ゆったりしたシルエットが流行していると、ショップの店頭でジャストサイズを見つけるのはむずかしいですよね。ちょっとくらいゆったりでもトレンドなら着てみたいと考えるのは私も同じです。
写真のブルーグレーの麻のシャツは、4年ほど前に二子玉川ライズにあった『ivory court(アイボリーコート)』で購入しました。
麻の風合いもヘタってきてるし、色も褪せてきてるので今年で終わりになりそうですが。前のボタンを斜めにとめるとカシュクールの形になり、1枚で着てもサマになるので気に入っているシャツです。
骨格ストレートタイプの私が苦手な、ラフなシルエットと麻素材のシャツをコーディネートするときに気をつけているポイントを紹介します。
似合う色を選ぶ
私のパーソナルカラーはサマータイプです。シャツの色はネイビー、ボトムも水色にした同系色の配色で着ています。
似合う色で全体をまとめるメリットは、チグハグにならないこと。パンツをグレーや白にしてもいいですね。
全身をパーソナルカラーで着ると統一感は生まれるのですが単調なので、バッグにアクセントカラーのイエローを合わせてます。
ファッションは、合わせる配色で幾とおりも楽しめます。
ボトムはストレートなシルエットを選ぶ
トップスがオーバーサイズのときは、ボトムはスッキリしたシルエットを選びましょう。
極端なワイドパンツやふんわりしたギャザースカートは、上半身・下半身ともボリュームたっぷりで着太りします。
何がなんでもタイトスカートじゃなくていいので、とにかくシンプルでスッキリしたものが鉄則です。
首元に空きを作る
ストレートタイプは首が短めで、胸元に厚みがあるのが特徴。
オーバーサイズに限らず、シャツを着るときは首元に空きを作るのがおすすめです。
シャキッとした似合う素材ならボタンを開けて着ても素敵ですが、苦手な素材の場合は試着して首回りがだらしなくないか確認してみてください。
ゆったりシルエットのシャツは、肩のラインが合うものを探すのは無理なので、こだわらなくて大丈夫です。
骨格タイプに似合わないものを諦める前に
骨格診断は、似合うものしか着てはいけないという診断ではありません。着てみたいという気持ち、身につける自分の心地よさも大事です。
だからといって、診断結果という物差しを無かったことにして衝動的な買い物を続けていくとどうなるでしょう?
骨格診断やパーソナルカラー診断は、自分の魅力を無視した一貫性のないファッションを卒業するための手段です。
似合わない素材やシルエットを着たいときは諦めるのではなく、それ以外のアイテムを似合うものにして全身でバランスを取るのがポイントです!